失敗しない
私立大学歯学部の
選び方を教えます。
当サイトは受験生のお子さまを持つ保護者、または受験生本人に役立ててもらうために、
全国の私立大学歯学部のストレート合格率、偏差値、学費について詳しく調査しました。
歯科医師を目指す学生さんにピッタリの一校が見つかります!
当サイトは受験生のお子さまを持つ保護者、または受験生本人に役立ててもらうために、
全国の私立大学歯学部のストレート合格率、偏差値、学費について詳しく調査しました。
歯科医師を目指す学生さんにピッタリの一校が見つかります!
将来の歯科医を目指すためにもストレート合格率は大学選びの大事な条件となります。
そこで当サイトでは平成29年~令和3年のストレート合格率の平均を調査。
ストレート合格率の高かった5校について詳しく紹介します。
※学費、偏差値は2021年度のデータを参照しています。
※1:ストレート合格率参照元
令和元年度 各大学歯学部の入学状況及び国家試験結果(pdf)
https://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2019/10/08/1325992_005.pdf
令和3年度 各大学歯学部の入学状況及び国家試験結果(pdf)
https://www.mext.go.jp/content/20211019-mxt_igaku-100001063_5.pdf
※2:学費参照元
各大学公式サイト
※3:偏差値参照元
マナビジョン
https://manabi.benesse.ne.jp/ap/daigaku/search/nanido/
上記、2022年6月10日時点調査による。
受験する私立大学歯学部を決めるために、まず避けて通れないのは偏差値です。しかし、偏差値だけが選び方の基準になるわけではありません。
とくに私立歯学部は文系の学部とは比べ物にならないほど「学費」がかかります。さらにその学費をかけて、最終的に国家試験に合格し、歯科医として働くことが目標となります。
こうした、大学を選ぶ上で重要になる条件を、下記で詳しく説明していきます。
歯学部は大学に入学することもひとつの難関と言えますが、その先の「国家試験合格」がひとつのゴールとなります。
各大学、毎年の国家試験の合格率が表示されていますが、その中でもストレート合格率と言われる、6年間留年せずに履修して国家試験に合格した確率は注目すべき指標のひとつ。 ストレートで合格するか否かは、そのあとの学費にも大きく関わってきます。
歯学部は最短で6年間かかる上、一般的な学部と比べると私立大学歯学部はとくに高額です。各私立大学でも学費の差があり、その差は1,000万円と高額。仮に国家試験に受からなかった…となったとき、1年の留年でも300~400万円かかります。 各大学、どういうカリキュラムで何に学費がかかるのか、また学生の間の生活費はいくらかかるのかなど、総合的な視点で費用について把握しておくとよいでしょう。
偏差値は各大学ともに受験サイトや予備校サイトで発表されているので、自分の学力に合った大学をピックアップしておきましょう。但し、各大学の偏差値を超えていれば必ず合格できるわけではありませんので、偏差値はあくまでもひとつの目安として捉えておくことが大切です。また、多くの私立大学歯学部で共通テスト利用入試を導入しているので、共通テストを視野に入れた受験対策を検討していきましょう。
受験勉強を乗り越え、せっかく入った大学なのに1年経たずに退学してしまう人もいます。
文部科学省の、2020年4月から2021年3月に大学中退した人を対象にした調査によると、1年目の大学中退率は1.95%となっています。全体の割合としては多くはありませんが、約57,000人もの学生が1年の間に退学をしているのです。
カリキュラムが思っていた内容と違う、授業の進め方が合わない、授業が難しい、やりたかった研究ができない、など。
そんなアンマッチが起こらないようにするためには、私立歯学部の入学は通過点であり、ゴールではないことを認識しておくことも重要です。
※参照元:文部科学省「新型コロナウイルスの影響を受けた学生への支援状況等に関する調査(pdf)」(令和3年3月時点)https://www.mext.go.jp/content/20210525-mxt_kouhou01-000004520_2.pdf
各大学とも国家試験合格に向けたカリキュラムが構築され、サポート体制なども整えられています。この授業を受けてみたい、こんな環境で勉強したいなど、どんな要素なら自分が通いたいと思うのか明確なビジョンを描くことが大切です。
実際に入学した自分を想像して、どういう大学であれば満足なのか、受験生本人と親御さん共にしっかり把握しておきましょう。
AIを取り入れたデータサイエンス授業や多職種のチーム医療が学べる臨床実習など、大学それぞれに特色があり、当サイトでも紹介しているので、ぜひ大学選びの参考にしてください。
ストレート合格率 | 71.40% |
---|---|
6年間の学費 | 32,142,000円 |
偏差値 | 68 |
歯科大学最大級とされる病院・施設運営により、多職種連携によるチーム医療を学べるのが魅力です。水道橋病院、市川総合病院、千葉歯科医療センターと、すべてのキャンパスに附属病院・歯科医療センターがあり徹底した体制で臨床教育を支援しています。
最大のメリットは570床26科の総合病院である市川総合病院で、歯科に限らず総合的な医療が学べること。1つの病院実習では学べない医療の多様性、チーム医療などが習得できる環境が整っています。
建学精神である「歯科医師たる前に人間たれ」を基本とし、カリキュラムは歯科医師としての知識・技能と共にコミュニケーション能力向上と高い倫理観の醸成に重点を置いています。教養と専門知識理解のための教養系、新しい設備で実践的に専門知識を修得する専門系、診療参加型の臨床実習を経て、知識の整理を目的とした総合講義まで。また社会のニーズになっている在宅医療や他職種とのチーム連携、歯科にとどまらない全身的な医療に対応できる教育も進められています。
3つのキャンパスそれぞれに特徴の異なる医療施設があり、教育・診療・研究に活かされています。水道橋病院は各診療科で実習を行い、市川総合病院は医科と歯科の連携が学べる場、千葉歯科医療センターは高度な歯科医学教育を実践。水道橋キャンパスは東京の中心に、市川キャンパス・千葉キャンパスは千葉県市川市と千葉市にあります。どのキャンパスも交通アクセスが良く、最寄駅から徒歩で通えるだけでなく、近郊に住んでいれば通学するにも便利な立地といえるでしょう。
大学で歯科の勉強をしたい方にとても良い大学だと思います。施設は歯科医になるために必要なものが多く揃っています。とても歯について良く学べ、歯科大学はここしかないと私個人的には思っています。
医学知識つけたい人や少しでも興味ある人はぜひ来てください。研究室なども充実してるので、入って損はないです!教授の講義もすごくわかりやすいです。色々な講師が来るので、授業も個性的で楽しいです。
ストレート合格率 | 64.92% |
---|---|
6年間の学費 | 27,000,000円 |
偏差値 | 66 |
医系総合大学の昭和大学歯学部では「社会と歯科医療・チーム医療」「オーラルフィジシャンコース」「一般歯科臨床」の3コースを主軸とした6年間のカリキュラムを構築。介護福祉・療育施設・歯科医院などの実習を通して、歯科医師として必要な態度や倫理、コミュニケーション能力を修得します。
附属病院・地域での臨床実習では、基本から多職種間の相互理解と連携・協力できる能力を身につけると同時に全身の病気への理解、高齢者・障害を持った方への対応などを学びます。
「チーム医療人として活躍できる社会性のある歯科医師」を育成することが第一目標。そのため他学部と連携した科目や演習・実習など、総合的なカリキュラムを展開しています。早い段階から臨床現場を体験し、医療人としての自覚を持って歯科臨床を学ぶ「診療参加型臨床教育」がカリキュラムの柱。高齢化社会により、寝たきりなど配慮が必要な患者を見据え、全身の中で口腔を捉えられる教育を実施しています。社会から求められるチーム医療や総合的な口腔領域の知識・技能を持つ歯科医師を育成します。
1年次は全寮制となっていて、都会から離れた山梨県の富士吉田キャンパスで勉強に集中することになります。2~6年次は東京都内の旗の台キャンパス、洗足キャンパスに移動。どちらも電車の最寄駅から徒歩圏内で交通アクセスのよい場所にあります。医・歯・薬・保健医療の4学部を持つ医系総合大学であり、大学院・専攻科・看護専門学校と8つの附属病院とクリニックを開設。そのため歯科にとどまらない全身的な医療が学べる環境です。
昭和大学は比較的留年率が低いのと、寮生活があるという点で入学しました。最初は寮が嫌だったのですが、行ってみると本当に楽しくて、振り返ると人生で一番濃い時間だったなと思います。昭和大学に進んで間違いなかったなと思いました。
本気で歯科医師になりたいと思っているのならばこれ以上無い最高の大学です。学費も都内の歯科大学の中では安い方です。授業でも、例年生徒が分からなくなるところを講師が把握して教えてくれるのでとても分かりやすいです。
昭和大学歯学部のオープンキャンパス情報4学部合同(医学部・歯学部・薬学部・保健医療学部)の富士吉田キャンパスでのオープンキャンパスは現在、開催未定です。
ストレート合格率 | 50.24% |
---|---|
6年間の学費 | 31,500,000円 |
偏差値 | 60 |
複数の症例数を持つ総合歯科医療病院で多くの実践経験が積める点は、大阪歯科大学の魅力と言えるでしょう。専門知識を学ぶ前に医療現場を体験することで患者の立場になり、不安や心身の痛みを理解するアーリーエクスポージャー(早期臨床体験学習)を導入。その後、チェアーサイド教育システム(臨床実習)で実践的な技能を磨き、診査・診断・治療計画に至る情報収集や基本的歯科診療技術の訓練を行います。
医療人として最も大切である患者の気持ちに寄り添った治療ができる歯科医師を育成しています。
最低修業年での国家試験合格を目指し、少人数で個々のレベルに合ったきめ細かい指導をしています。国家試験の傾向を分析した上で、理解・反復・記憶の3ステップの効率的な学習法や試験日まで集中力とモチベーションが保てる体制を構築。合格水準をクリアできる学力を強化するため得意・不得意分野に合わせたクラス編成、集中力を高めるための朝の小テストや時期に合わせた模擬テストを行います。不安や疑問を解消できるよう特別講義や面談を設け、集中力が途切れないようサポートしています。
3つのキャンパスはすべて京阪電車沿線にあり、大阪や京都からのアクセスが良く、1本の沿線で繋がっているのでキャンパス間の移動も楽です。京阪神のどこからでも通える便利な場所にあります。歯科医師になるには6年間大学で学び、国家試験に合格した後、1年以上の卒後臨床研修が義務づけられています。大学には卒後研修など幅広いネットワークがあるため、卒業生はさまざまな研修が可能。附属病院でも卒後研修の他、専門医資格や学位等を取得する生涯研修プログラムも用意されています。
ちゃんとした設備が整っており、本気で歯科医師になりたいと思う方には良い環境だと感じます。熱心な先生が多く、サポートもしてくれるので勉強には困りません。
立地もよく、最寄り駅からは徒歩3分。近くに大型ショッピングモールがあります。
先生方が熱心に教えてくださるので、わかりやすく、学んだことが身につきやすいです。ゼミが少人数制なのもこの大学の良いところです。歯や口腔内のことだけではなく、体の病気のことや、臓器のこと骨のことや、体に関することをほとんど習うため、社会に出たときに活かしやすいと感じています。
ストレート合格率 | 49.08% |
---|---|
6年間の学費 | 24,600,000円 |
偏差値 | 49 |
令和4年6月時点で直近のストレート合格率が私立大学歯学部の中で第4位。この背景には、医療系大学で歯学部を含めた学生全員が国家試験を目指しているため、1年次から国家試験を見据えた学修を実施している点が挙げられます。学生1人に主任・副主任・担任の3名体制で、ノートの取り方から学力不安や苦手科目があれば個別サポートや補講を実施するなど、6年間きめ細やかなフォローをします。
教員1人あたり学生数4.2人担当という少人数制ならではの親身なサポート。生活相談やメンタルケアにも応じるので、学生は安心して勉強に集中できるでしょう。
医療系大学として国内で唯一(※)、文部科学省の令和3年度「数理・データサイエンスAI教育プログラム(リテラシーレベル)プラス」に選定され、データサイエンス教育を導入しています。令和4年度からは全学でプログラム構成科目を必修化し、AIを用いた授業を開始。また、保健・医療・福祉・介護などの専門職と連携したチーム医療や地域医療が実践的に学べるのは医療総合大学ならでは。1年次に全学部学科合同のグループワークや医療機関・福祉施設への訪問、4~5年次に全学部合同の地域包括ケア実践演習を設けています。
※参照元:北海道医療大学http://www.hoku-iryo-u.ac.jp/topics/information/360976/
大学は札幌駅からJRで40分、自然豊かな場所にあります。札幌駅からも通学圏内のため、北海道の中では住みやすい環境に大学が存在しています。
クラブやサークル活動なども盛んですが、医療系大学ということもあり誰もが国家試験を目指しています。試験前には気持ちを切り替えて勉強に集中。周りにいる仲間みんながモチベーションを高め合って勉強に臨める良環境はこの大学ならではと言えます。
歯学部は学費が高く試験も難しいのですが、北海道医療大学は卒業できれば国家試験の合格率は他の私立大学に比べるといいです。授業は、先生によって差がありますが、国家試験に受かるには十分です。
建物に古さを感じますが、設備は充実しており、実習するには何の問題もありません。研修先や就職先にも困ることはないと思います。
本気でやる生徒には先生方も参考書や問題集をくれる、興味がある分野の研究をさせてくれるなど、真摯に対応してくれる大学です。複数のゼミがある点も魅力と言えます。
その学部に特有の制度や法律の授業もあり、専門科目に必要な知識は下級学年のうちに終わるようにカリキュラムが組まれています。
ストレート合格率 | 48.86% |
---|---|
6年間の学費 | 31,530,000円 |
偏差値 | 63 |
「自主独立」を建学の精神として掲げており、高度な学識と技術の修得を目標としている歯科保存・歯周病・歯科補綴などの臨床系講座が充実していることが特徴的です。それぞれ講義と実習を通して学びます。5学年の臨床実習は附属病院で総合診療科・小児歯科・矯正歯科・口腔外科をローテート方式で体験。1~4年で修得した知識と技術を確認し、実際の現場で約400症例に触れます。
歯科医師としての自覚を促すと共に、国家試験へのモチベーションアップのために実際の治療に学生も参加。患者の立場を理解し、歯科医師としての知識と態度、技術が修得できるよう指導しています。
各学年にクラス主任・副主任がつき、1・2年生にはサポーターと呼ばれる臨床系教員がついて学習や生活面を親身にサポートします。1年生では物理、化学、生物の理科系3科目のうち高校で履修しなかった科目には補講を実施。4年生の最後にCBT・OSCE2つの共用試験で知識と技能の習熟度を確認します。5年生では交換留学生として海外留学の機会がありますが、6年生になると3つの試験を受けて国家試験に向けラストスパート。6年間の間に補講や試験を組み入れ、歯科医師国家試験合格に向けた体制が整っています。
歯科医学の総合的大学として2つの歯学部を有する大学。東京と新潟のキャンパスには2つの大学院、2つの歯学部、3つの附属病院、2つの短期大学、および博物館があり約2,000名の学生がいます。4年生になると東京・新潟合同のワークショップ「富士見・浜浦フェスタ」があり、親睦を深められるでしょう。東京キャンパスは東京の中心に位置しているので交通アクセスも良く、近隣県に住んでいる場合は通学にも便利な立地です。
伝統もあり、新しい施設もあるためこれからの歯科医師を見据えて広い知識を学びたい学生にはとてもあっていると思います。国家試験合格率がとても良く私立の歯科大学で合格率が上位になることが多い大学のひとつです。
国家試験までちゃんと導いてくれる先生が揃っています。偏差値がそこまで高くないので、最初はどうなのかな…と思ってましたが、この大学に通ってよかったです。設備も充実しており、歯科医師になるためのものは全部あると感じています。
※対面参加型 12:30~13:00(受付),13:00~16:10 ※オンライン(WEB)参加型 13:00~14:30
歯学部は医学部と同じ6年制で、学費も一般的な大学と比べると高額になり、特に私立歯学部は大学ごとに大きく学費が異なるのが特徴です。学費を考える際は6年間の学費と同時に、留年せずに6年間で国家試験に合格できるかを示したストレート合格率にも注目しましょう。1年留年すると、それだけ学費がかかってしまいます。ここでは各大学のストレート合格率の高い順、学費の安い順にポイントをつけて合計点数を算出しました。ぜひ私立歯学部の大学選びの参考にしてみてください。
※ストレート合格率が高い私立歯学部の大学をランキングし、最も高い合格率の大学を17pt、最も合格率の低い大学を1ptと設定。同様に、最も学費が安い大学を17pt、最も学費が高い大学を1ptと設定し、全17大学を調査。
加点方式で、総合的にポイントの高い大学をランキングしたのが下記の表となります。
※ストレート合格率は平成29年~令和3年のデータから平均を算出。学費、偏差値は2021年度のデータを参照しています。
【ストレート合格率参照元】
令和元年度 各大学歯学部の入学状況及び国家試験結果(pdf)
https://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2019/10/08/1325992_005.pdf
令和3年度 各大学歯学部の入学状況及び国家試験結果(pdf)
https://www.mext.go.jp/content/20211019-mxt_igaku-100001063_5.pdf
【学費参照元】
各大学公式サイト
※2022年6月10日調査時点による。
(49.08%)
(24,600,000円)
(64.92%)
(27,000,000円)
(42.16%)
(19,181,000円)
(44.72%)
(26,400,000円)
(42.08%)
(19,312,000円)
(50.24%)
(31,500,000円)
(37.96%)
(21,500,000円)
(71.40%)
(32,142,000円)
(48.86%)
(31,530,000円)
(42.34%)
(27,360,000円)
(44.80%)
(31,940,000円)
(41.62%)
(29,400,000円)
(31.98%)
(27,000,000円)
(36.12%)
(27,250,000円)
(42.94%)
(33,541,000円)
(27.08%)
(24,600,000円)
(37.28%)
(31,530,000円)
大学を選ぶ時、保護者としてつい偏差値や学費にばかり目がいっていませんか?
6年間歯科医療など多くのことを学ぶのは大変なことです。親御さんご自身が学んだ大学として薦めるケースも多いようですが、親御さんが通われた当時と大学の取り組みが変わっていたり、今後の歯科業界に重要なカリキュラムがあったりと、当時とは変わっていることがたくさんあります。よって、一度客観的な視点で各大学の取り組みや魅力を調べてみてはいかがでしょうか。
その上で、学生さん本人が何を学びたいか、どういう歯科医師を目指すかを理解し、本人が後悔せずやる気が持続するような各大学がどこかを把握しておくことが大切です。
親御さんの意見に偏らないよう、あくまでも大学に通う学生さん本人のやりたいことや向かう方向性を把握した上で大学選びをおこなうことをお忘れなく。
専門性が高い歯学部は、それに特化した勉強や大学ごとに異なる傾向への対策が必要です。特に私立歯学部では同じ数学であっても出題範囲が大きく異なるなど、受験前に知っておくべきことがたくさんあります。ここでは、私立歯学部の入試ポイントや注意点を解説します。
歯科医師として専門性を極め、専門医や指導医を目指すという選択肢があります。専門知識や技術が必要な矯正・インプラント・歯周病などは、大学で歯科医療を学ぶだけでは十分な知識と技術は得られません。歯科大学を卒業したあとに専門的な技術や知識を学ぶことが必要です。実際になるには厳しい条件や審査をクリアし、学会の所属歴や一定の診療経験が求められます。
どうすれば専門医や指導医になれるのか、その方法を解説します。
また、大学院に「認定医・専門医養成コース」を持ち、多種多様な研究分野を持つおすすめの大学も併せて紹介しているので、ぜひ参考にしてください。