学生寮のある歯学部
歯学部の中には学生寮があるところもあります。大学で学生寮のある歯学部を選ぶとメリットもありますが、反面、デメリットも感じられるかもしれません。そこで学生寮のある歯学部のメリット・デメリットと、その具体例をご紹介します。
学生寮のある歯学部を選ぶメリット・デメリット
メリット
- 安価な家賃で賃貸物件が借りられる
- 家具家電が揃っていることがある
- 通学に便利な立地に用意されている
- 食事つきの場合がある
- 共同生活で孤独感をいだきにくい
学生寮のメリットといえば、家具家電が揃っていることもあり家賃が安いため、金銭的負担がなく一人暮らしを始めやすいところです。また学校近くに用意されていることが多く、通学にも不便がありません。食事つきであれば食費も節約できます。
他の学生との共同生活で寂しさを感じにくく、初めて実家を離れる方にとって心強い存在です。
デメリット
- 一人の時間を確保しにくい
- ルールがある
- 人間関係の問題がある
大学で学生寮のある歯学部を選ぶとメリットがある反面、一人の時間を確保しにくくなったり、ルールに縛られたりするデメリットもあります。門限や掃除当番があるなど、一人暮らしの自由さが制限されてしまいます。
また共同生活ゆえに、人間関係の問題が生じたり、気を遣わなければならなかったりもするはずです。
学生寮のある歯学部
日本大学歯学部
日本大学歯学部では5つの男子寮と3つの女子寮が用意されています。入寮歓迎会や懇親会などのイベントも開催されており、学生同士のコミュニケーションがはかれる工夫がされていることも特徴です。学生寮は予算や生活の仕方にあわせて、多数の物件の中からご自身で選択できます。
※参照元:日本大学歯学部(https://www.dent.nihon-u.ac.jp/faculty/campus-life/dormitory/)
東京医科歯科大学
東京医科歯科大学の学生寮は、男子寮が定員70名の「里見寮」、女子寮が定員50名の「国際学生宿舎」です。いずれも鉄筋4階建ての建物で、部屋の面積は15平方メートルと、学生が一人暮らしをするために必要とする一般的な居室のタイプです。寄宿料は男子が17,800円(税不明)、女子が5,900円(税不明)であり、家賃を抑えるために非常に役立ちます。
※参照元:東京医科歯科大学(https://www.tmd.ac.jp/campuslife/support/dormitory/dormitory.html)
日本歯科大学生命歯学部
日本歯科大学生命歯学部の学生寮では、女子寮のみが用意されています。場所は東京の木場で、キッチン・バス・トイレがついた完全個室なのでプライバシーが確保しやすいはずです。女子寮だけあり防犯対策が行き届いており、防犯カメラと指紋認証式ドアロックが完備されている上に、寮母が常駐している環境がつくられています。
※参照元:日本歯科大学生命歯学部(http://www.tky.ndu.ac.jp/campus/dormitory/index.html)
昭和大学
昭和大学の学生寮は、4人で一部屋を使うタイプで、さらに学部の違う4人が組み合わせられることが特徴です。そのため歯学部の学生だけのコミュニティでは知り得なかった情報や人間関係を得られます。学生寮内にはラウンジがあり、同室の学生以外の寮生とも交流できます。門限は22時となっており、比較的ルールも緩やかなはずです。
※参照元:昭和大学(https://adm.showa-u.ac.jp/campuslife/dormitory/dormitory-life.html)