歯学部の受験勉強中に息抜きは必要か?
歯学部への合格を目標とすると、とにかく勉強をしなくては、合格のために1日も休んでいられない、と自分を追い込んでしまう人も多いです。また休憩していると周りからの目も気になり、なかなか息抜きができない人もいるでしょう。
しかし受験勉強に息抜きは必要不可欠です。ここでは歯学部の受験勉強中に息抜きをするべき理由とおすすめの息抜き方法を紹介します。
歯学部の受験勉強中に息抜きをしたほうがいい理由
受験勉強は、長期にわたる戦いです。だからこそ、適度な息抜きは必要不可欠。そもそも人間の集中力が持つ時間は、限られています。長い時間連続して勉強をしていると、集中力が途切れて勉強の効率は低下するでしょう。
大人の集中力はおよそ1時間と考えられているため、集中力が切れたタイミングで休息を挟み、息抜きをしながら行うことで勉強の効率はアップします。
特に「なかなか勉強に集中できない」「勉強を終えると疲れが押し寄せてぐったりする」という人は、息抜きが必要です。
勉強をすると無意識に体は緊張します。目・肩・腰などに想像以上の負担がかかっているため、適度な息抜きを行って体をほぐしてあげましょう。
歯学部の受験勉強中におすすめの息抜き方法
受験勉強中におすすめの息抜き方法は、以下の通りです。
近場を散歩する
ちょっとした休憩時間には、外に出て散歩してみましょう。散歩をすると軽い運動ができ、気分転換ができます。受験勉強中は机に向かっている時間が多いため、どうしても運動不足に陥りやすいです。運動不足は体のコリや疲れやすさを招いてしまうため、息抜きがてらの散歩で運動不足を解消しましょう。
特におすすめしたいのが、日光が出ている間の散歩です。日光を浴びると、体内でセロトニンの分泌が増加します。セロトニンはやる気アップやストレス解消を促進するために役立つホルモンとして知られています。
歩いている間に記憶の定着を促すともいわれており、息抜きの散歩は学んだ内容の定着にも役立つでしょう。
ただしあまり遠くまで散歩をすると体が疲れてしまうため、近場の散歩をおすすめします。
家族や友達と会話を楽しむ
受験勉強は、自分との孤独な闘いです。そこで息抜きとして、家族や友達との会話を楽しみましょう。ポイントは、受験に関することではなく他愛もない会話をすることです。
また信頼できる相手には、今抱えている不安や悩みも打ち明けてみましょう。自分一人で抱え込んでいたことを人に話すだけで、心はすっと軽くなるはずです。
軽くおやつを食べる
脳の疲れは、おやつを食べると解消します。特におすすめなのは、ブドウ糖を含むおやつ。チョコレート、ラムネなど甘いおやつを食べましょう。
ただし、食べ過ぎないこと。おやつを食べすぎると血糖値が急激に上がり、眠くなったり体がだるく感じたりしてしまいます。食べすぎには注意して、適度に当分補給をしましょう。
歯学部の受験勉強中に息抜きする際のポイント
長時間の息抜きは禁物
受験勉強中の適度な息抜きは必要ですが、だからといって1日単位で休んでしまうのは危険です。受験勉強をしない日を1日でも作ってしまうと、休んでしまったことへの焦りが生まれます。
そうするとネガティブな感情に支配されてしまい、息抜きが悪影響を与えてしまいます。きちんと時間を決めて「お昼ご飯を食べるまでは集中する」「休憩するのは1時間だけ」など、勉強を休まない努力も必要です。
息抜き中は勉強のことを考えない
息抜きをしているつもりでも、勉強のことを考えているようでは心も体も休まりません。受験勉強には、オン・オフの切り替えが大切。息抜き中は勉強のことを忘れて、リラックスすることに全力で挑みましょう。上手に息抜きができるようになれば、受験勉強のパフォーマンスもアップします。
息抜きのスケジュールを決める
息抜きをいつしていいのかわからない、気持ちの切り替えが難しい、という人は受験勉強のスケジュールに「息抜き」の時間を組み込んでおきましょう。
スケジュール通りに生活をするだけで自然と息抜きができ、生活にもメリハリがつきます。