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学費や合格率に注目!おすすめ歯学部5選
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歯学部の実習内容と学生のリアルな生活

歯学部は、歯科医師を目指す学生にとって実践的な学びが充実している学部の一つです。その最大の特徴は“ハンズオン”と呼ばれる、実際に手を動かして学ぶ実習が豊富にある点です。一般的な学部では座学が中心となることが多いですが、歯学部では模型を使った基礎実習や、患者さんを想定した臨床実習が取り入れられており、卒業後すぐに即戦力となるスキルを身につけられることが大きな魅力です。また、こうした実習を通じて学ぶことで、自分の技術が患者さんの生活に直接役立つことを実感できる点も、歯学部ならではのやりがいと言えます

歯学部の実習内容

基礎実習

歯学部に入学すると、最初に取り組むのが模型を使った基礎実習です。歯型を削る練習では、歯の形状を正確に再現するための手先の技術が求められ、歯科用ミラーを使った視界の確保や、作業時の正しい姿勢を保つためのトレーニングも行われます。こういった実習は、手先の感覚や細かい作業に慣れることが主な目的です。初めての作業に戸惑う学生も多いですが、繰り返し練習することで確実にスキルが向上します。

臨床実習

3年生以降になると、臨床実習が始まります。この段階では、患者さんを想定したケーススタディを通じて、歯科治療の流れを一通り学びます。たとえば、診察からレントゲン撮影、治療方針の立案、さらには歯石除去や詰め物の形成といった実際の施術を経験します。患者さんとのコミュニケーション方法についても学び、歯科医師としての総合的なスキルを身につけます。

器具・材料の取り扱い

歯学部では、歯科用ミラーやエアタービン、レジンなどの器具や材料の使い方を学びます。これらの器具は正しい使い方や扱い方を理解することが必要で、最初は戸惑う学生が多いです。しかし、講師の指導や反復練習を通じて、適切に扱えるようになります。特に、各器具の特性を理解し、臨機応変に対応する力を養うことが求められます。

研究テーマ・研究室の選び方

幅広い研究分野

歯学部では、口腔外科、補綴(ほてつ)、矯正、顎顔面、予防歯科など、非常に幅広い研究分野があります。たとえば、口腔外科では顎や顔面の外科手術に関する研究が進められ、補綴分野では入れ歯やインプラントの設計に関する研究が行われています。さらに、予防歯科ではフッ化物応用の効果や、生活習慣が口腔環境に与える影響についての研究が進んでいます。

研究室の選び方

研究室選びは、歯学部の学生にとって非常に重要なプロセスです。興味のある分野を選ぶことはもちろんですが、指導教員との相性や研究環境の設備も大切です。たとえば、最新の設備が整った研究室では、より高度な研究に取り組むことができます。また、研究室の雰囲気や先輩との関係性も、研究生活を充実させる上で重要です。

歯学部生のスケジュール

1日の流れ

歯学部の学生生活は、多忙なスケジュールが特徴です。朝は講義で基礎知識を学び、午後は実習に取り組みます。その後は課題に取り組む学生もいれば、アルバイトやクラブ活動を行う学生もいるでしょう。一方で、週末や長期休暇を利用して研究に集中する学生もいます。これらのスケジュールをこなすためには、効率的な時間管理が求められます。

勉強と遊びのバランス

忙しいスケジュールの中でも、息抜きやリフレッシュの時間を確保することが大切です。試験や実習が連続する時期には効率的な時間管理が求めらる一方で、趣味や友人との時間を楽しむことも、ストレスを軽減し、勉強のモチベーションを維持するのに役立ちます。また、適度な運動や睡眠も、集中力を高める上で重要な要素です。

歯学部ならではの大変さ・やりがい

歯学部では、実習や研究が予想以上にハードだと感じる学生も多いですが、その分、技術が上達する実感や患者さんに貢献できるスキルを習得する喜びがあります。特に、実際の臨床現場で自分の技術が役立つ瞬間は、大きな達成感を得られます。また、歯学部で培ったスキルは、一生涯役立つものであり、その価値は計り知れません。

実習中のトラブル対応

実習中には、器具の使い方を間違えたり、予定通りに進まないこともあります。しかし、こうした経験を通じて臨機応変な対応力が養われます。また、失敗を経験することで、自信を持って次のステップに進む力も培われます。

学外活動やキャリア形成

歯学部では、学外活動も重要な役割を果たします。たとえば、ボランティア活動や歯科関連のセミナー参加を通じて、実際の医療現場を体験することができます。こうした経験は、将来のキャリア選択に役立つだけでなく、自分の適性や興味を確認する貴重な機会となります。

まとめ

歯学部の実習や研究のリアルを知ることで、受験生やその保護者が具体的な目標を持つことができます。進学前にオープンキャンパスや説明会に参加し、自分に合った学びの環境を見つけてください。歯学部での学びは大変ですが、それ以上の充実感と達成感が得られる素晴らしい経験となるでしょう。

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調査実施日:2023/10/11

北海道医療大学
歯学部
試験科目
スタンダードタイプ
[英語]
+
[数学Ⅰ・Ⅱ/A・B]
or
[化学基礎・化学][生物基礎・生物]
[物理基礎・物理]


※数学or化学・生物・物理は、両方とも受験した場合、高得点の方を合否判定に使用

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全学共通・高得点科目重視タイプ
[英語]
+
下記の中から1科目選択
[数学Ⅰ・A]
[化学基礎][生物基礎][物理基礎]

※受験した科目のうち、最高得点科目の点数を2倍して計算し、他の科目との総合点で合否を判定
面接
なし
日本歯科大学
新潟生命歯学部
試験科目
[コミュニケーション英語Ⅰ]
[コミュニケーション英語Ⅱ]
[英語表現Ⅰ]

+
[国語総合]
or
[数学Ⅰ・A]
+
[物理基礎・物理][化学基礎・化学]
[生物基礎・生物]
面接
あり
朝日大学
歯学部
試験科目
[コミュニケーション英語Ⅰ]
[コミュニケーション英語Ⅱ]
[英語表現Ⅰ]

+
[数学Ⅰ・A・Ⅱ]
or
下記の中から1科目選択
[物理・物理基礎][化学・化学基礎]
[生物・生物基礎]


※Ⅰ期で複数日程を受験した場合、2科目の合計点が最も高い得点の試験日を合否判定に採用
面接
あり