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歯学部入試における総合型選抜のポイントとは

本記事では、歯学部入試における総合型選抜のポイントを解説します。

総合型選抜とは

総合型選抜とは、大学が「求める学生像」に合致する人物を選抜する入試制度です。提出書類や面接、小論文など様々な試験を組み合わせて、一人ひとりを丁寧に評価して選考します。総合型選抜では「その大学で何を学びたいのか」「学んだことを将来どのように活かしたいのか」などの意欲や情熱などを強く問われます。

書類選考・面接・小論文の3つの試験が基本ですが、大学によって選考方法に特色があることも少なくありません。学力試験が科される場合やプレゼンテーション・グループディスカッションなどが科される場合もあります。

総合型選抜は評定平均を出願条件としない大学が目立ちますが、中には評定平均を指定している大学や高校での履修科目が指定されている大学もあるため、確認してみましょう。総合型選抜の出願開始は9月1日以降と定められていますが、大学によって開始時期が異なります。

総合型選抜に向いている人の特徴

総合型選抜は大学の求める学生像に合致することが重要です。以下の特徴があれば総合型選抜に向いているといえるでしょう。

  • どうしてもその大学でなくてはいけない熱意がある人
  • 部活動や課外活動で全国レベルの実績を残している人
  • 高校卒業程度以上の資格を取得している人
  • 将来やりたいことが明確な人

総合型選抜は単純な学力の有無で合格が決まるわけではありません。内面を評価される試験のため、こだわりや熱意を持っている人に向いています。将来やりたいことを論理的に言葉で説明できる人が評価されやすい傾向にあるため、すでに目標が決まっている人は総合型選抜を検討してみると良いでしょう。

歯学部入試における総合型選抜のポイント

歯学部入試における総合型選抜では、面接・小論文が科されます。小論文では歯科医療に関するテーマが問われ、面接では最近の医療に関するニュースについて聞かれる場合もあるでしょう。

面接・小論文で良い評価を得るためには、医療に関するニュースを押さえておくことが重要です。例えば2022年における医療に関するニュースでいえば、政府が発表する骨太の方針の中に「国民皆歯科検診」が盛り込まれました。面接の場で「このニュースに対してどのように感じるか」と問われる可能性が考えられます。このときの答えは表面的なものではなく、「政府が歯科検診を進めることで何を考えているか」といった深い部分まで答える必要があります。

ニュースのチェックだけでなく、志望校の出願傾向や難易度に沿った対策を行なっておくことも大切です。出願傾向・難易度は歯学部受験に詳しい予備校などに聞いてみるのがよいでしょう。しっかり対策をとって総合型選抜に臨んでください。

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北海道医療大学
歯学部
試験科目
スタンダードタイプ
[英語]
+
[数学Ⅰ・Ⅱ/A・B]
or
[化学基礎・化学][生物基礎・生物]
[物理基礎・物理]


※数学or化学・生物・物理は、両方とも受験した場合、高得点の方を合否判定に使用

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全学共通・高得点科目重視タイプ
[英語]
+
下記の中から1科目選択
[数学Ⅰ・A]
[化学基礎][生物基礎][物理基礎]

※受験した科目のうち、最高得点科目の点数を2倍して計算し、他の科目との総合点で合否を判定
面接
なし
日本歯科大学
新潟生命歯学部
試験科目
[コミュニケーション英語Ⅰ]
[コミュニケーション英語Ⅱ]
[英語表現Ⅰ]

+
[国語総合]
or
[数学Ⅰ・A]
+
[物理基礎・物理][化学基礎・化学]
[生物基礎・生物]
面接
あり
朝日大学
歯学部
試験科目
[コミュニケーション英語Ⅰ]
[コミュニケーション英語Ⅱ]
[英語表現Ⅰ]

+
[数学Ⅰ・A・Ⅱ]
or
下記の中から1科目選択
[物理・物理基礎][化学・化学基礎]
[生物・生物基礎]


※Ⅰ期で複数日程を受験した場合、2科目の合計点が最も高い得点の試験日を合否判定に採用
面接
あり