私立歯学部で特待生制度を導入している大学一覧
私立歯学部では奨学金とは別に、特待生制度を設けている大学があります。選抜方法や減額、支給など方法は大学ごとに異なるので、志望校に特待生制度がある場合は各大学のHPで確認してください。実際に特待生制度を導入している私立大学歯学部を一部まとめてみました。
※情報は2022年5月時点、各大学の公式HPで確認したものです。
大阪歯科大学「成績優秀者
特待生制度」
A種とB種があり、どちらも一般選抜(前・後期)、大学入学共通テスト利用選抜(前・後期)で、成績優秀者が学費の免除を受けられるものです。A種は1名のみ、初年度は入学金を除いた学納金を免除、2年次以降は授業料が全額免除となります。B種は15名で、初年度の入学金を除いた学納金が免除されます。
北海道医療大学「歯学部
特待奨学生」
「歯学部特待奨学生」として出願し、学力試験(大学入学共通テスト、一般選抜)、面接、調査書を総合して対象者を決めるものです。2種類あり、S特待は5名以内を選出、国立大学との差額相当分を免除、A特待は5名以内を選出し、授業料を半額としています。どちらも最短修業年限の6年間給付されます。
日本歯科大学「生命歯学部(東京)特待生制度」
一般選抜と大学入学共通テストの前期合格者から選抜し、在学6年間の入学金と授業料を減免するものです。入学金は600,000円から300,000円に、年間授業料は3,800,000円から1,900,000円になるなど、6年間合計31,380,000円が15,690,000円になります。
日本大学「特待生」
学業成績優秀・品行方正な学生が対象となり、2~6年の毎年度選考されるものです。甲種・乙種があり授業料1年分の半額相当が支給され、甲種には図書費も支給されます。対象人数は甲種が1名、乙種が5名です。
愛知学院「新入生特待生
制度」
全学部が対象となっており、前期試験Aと大学共通テスト利用試験1期の得点率70%以上の上位者から選抜されます。選抜人数は264名。歯学部1年次の免除後金額は4,341,000円です。2年次以降も成績上位10%などの条件を満たせば制度が継続でき年間30万円給付されます。
松本歯科大学「特待生1種・入学時特待生・学業特待生」
特待生1種は先行試験の結果によって5名を選び、入学時298万円、2~6学年は350万円が支給され、6年間の授業料が毎年70万円になるというものです。入学時特待生は入試・大学共通テストの成績優秀者10名に298万円が支給され1年次の授業料が70万円になります。
学業特待生は1~5年次の各学年から学業成績優秀など5名を選抜し350万円が支給され授業料が70万円に。在学中に選ばれ続けると6年間で2,048万円が支給され、実質授業料が420万円となります。
まとめ
特待生制度は大学によって時期も選考方法もバラバラです。選ばれる難しさはありますが、どの大学でも大きな減額や支給が受けられます。勉強に自信のある学生は事前に自分の目指す大学の選考方法・募集時期を確認して、ぜひこのチャンスを活かしましょう。