私立歯学部偏差値ランキング
私立歯学部の偏差値をランキング形式で表してみました。17ある私立歯学部の偏差値は47~68です。国立歯学部の偏差値は62~68で、ほとんどの大学で60を超えています。私立は国立の歯学部より偏差値が低めなので、国立より入りやすい大学が多いといえるでしょう。歯学を学び歯科医師を育成するという同じ目的なのに、なぜこんな大きな開きがあるのでしょうか?
偏差値に幅があるということは、いろいろな偏差値の大学があるので自分の実力にあった大学を見つけやすくなるなどの利点があるとも考えられるのではないでしょうか。偏差値からどんなことがわかるのか見てみましょう。
※2021年度の偏差値を参照
※参照元:Benesse マナビジョン https://manabi.benesse.ne.jp/ap/daigaku/search/nanido/
こちらのページでは、偏差値に焦点を当てて、私立の歯学部をランキング形式で紹介しました。
しかし、最低でも、6年間学ぶこととなる大学は偏差値だけではなく、
学費、国家試験のストレート合格率なども考慮するのがおすすめです。
下記では、国家試験のストレート合格率が高い大学を偏差値や6年間通った時の学費を紹介しています。
大学選びの参考にしていただけますと幸いです。
私立歯学部の偏差値は国立歯学部より低い
学費が安く、国家試験合格率の高い国立歯学部には学生が集まり偏差値が上がる傾向があります。前期・後期の日程や学科によって偏差値に差があるものの、国立の偏差値はほとんどが60以上です。私立歯学部は偏差値60以上の大学もありますが、多くは40後半から50後半の数値になっています。偏差値は国立が高く、私立が低いという傾向が見て取れるのです。
私立歯学部の中で大きな開きがある偏差値
17ある私立歯学部の偏差値は47~68と大きな開きがあることがわかります。なぜこんなに違うのでしょうか?歯学部を受験する人が減っていることが要因のひとつと考えられます。歯科医師は儲からないなどネガティブなイメージが強くなり、歯学部の人気がなくなって受験する人が減っているのです。
学費が高いことも理由のひとつと言えるでしょう。長引く経済不況やコロナによる大きな社会変化により歯学部ではなく別の学部を選択することもあるようです。
偏差値に差があると自分に合った大学が見つけやすい
偏差値に大きな開きがあるといって悪いイメージを持つだけでなく、大学が選びやすくなると捉えることもできるのではないでしょうか?偏差値に幅があることで、自分の実力にあった大学を見つけやすくなります。あるいは受験勉強をがんばってランクアップした大学を狙ってみることも可能です。偏差値に幅があることで自分にぴったりの大学が選びやすくなるでしょう。
偏差値に囚われず、参考程度に活用する
入試の難易度を示す偏差値は受験勉強や志望校を決めるときに、とても役に立つ数値です。しかし偏差値に囚われすぎてしまってはいけません。偏差値は発表する予備校などによって数値が変わり、入試形式や試験科目などによっても変わるものです。あくまでも目安とし、偏差値に影響されすぎないようにして、うまく活用しましょう。
まとめ
偏差値は大学の難易度がわかる便利な数値ですが、それだけで判断するのは危険です。大学を選ぶときは留年せずに国家試験に合格したストレート合格率や環境、教育体制など、さまざまな要素を含めて考えなければなりません。入学したあとに「こんなはずじゃなかった!」と後悔しない大学を選びましょう。
当サイトでは私立歯学部を選ぶ際のポイントなどを紹介しています。大学の魅力を見つけ、あとから失敗した!と思わない大学選びの参考にしてください。