歯学部受験で覚えておきたい面接のポイントとは
大学の歯学部受験には「面接」があります。面接では学力審査では確認できない、人物像や歯学部入学への目的意識、適正などを見られるため気が抜けない受験科目です。
大学の歯学部受験で面接を受けるためには、どのようなポイントを押さえておくべきなのでしょうか?面接の評価方法や意識するべきポイントをご紹介します。
歯学部受験での面接の評価方法
大学の歯学部受験合格に近づくためには、面接の評価方法を把握してその評価をカバーできるように対策をすることが欠かせません。歯学部受験での面接評価方法は、試験で確認できない「歯学部入学への目的意識」と「適正」の2つです。
その他に人としての基本的な教養やマナー、自主性、協調性などを備えているかどうかも確認されます。面接の評価は3段階もしくは5段階評価によって行われることがほとんどで、面接官の質問に対して一貫性のある論理的な答えがなされているかどうかが重要な判断基準です。
※参照元:さんぽう進学ネット https://www.sanpou-s.net/support/interview/
歯学部受験での面接のポイント
ポイント1:歯科医師になるための決意と志望動機を明確にすること
大学の歯学部受験で面接を受けるときに大切なことは、歯科医師になるための強い決意と、志望動機を明確に示すことです。中には「医学部受験は難しかったから」との理由で歯学部を受ける人もいるかもしれません。しかし歯学部の面接では、「歯科医師」の職業に対して強い信念を持っていることを示すことが重要です。
ポイント2:質問に対して結論から話し語尾は言い切り型にすること
面接では「理論的にわかりやすく説明できること」が求められるので、相手に話の内容が確実に伝わるように結論からはじめ、その後に理由を説明し、説得力を持たせられるように最後は言い切り型で終わることを意識してください。
ポイント3:理想的な正解を答えないこと
面接は会話なので、正解はありません。モデルとなるような正解を伝えるよりも、自信を持って自分の信念に沿った意見を伝える方が面接官の心に響くはずです。
歯学部受験での志望動機の例
それでは大学の歯学部受験面接では、どのような「志望動機」があるのでしょうか。一例をご紹介するので、ご自身の動機を整理する際の参考にしてください。
- 父が歯科医師で、全身の健康を守る上での歯の大切さを教えられてきたため、多くの人の健康を守り社会に貢献できる歯科医師になりたいと思ったためです。
- 高齢化社会が進む中で、多くの方が歯にコンプレックスを持つことなく、自身の歯で食事を楽しみ、抵抗なく笑うことができるような、明るい社会づくりに寄与したいと考えています。
大学の歯学部を受験したいと考えた動機は人それぞれでしょう。上記の例文を参考にしながら、ご自身なりの志望動機を整理し、説得力を持って伝えられるようにしましょう。