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私立歯学部入試の共通テスト利用について

複数の歯学部を受ける人は、共通テストの受験を検討する人も多いのではないかと思われます。本記事では、私立歯学部の入試において、共通テストを受けるべきなのかというところから、共通テストの対策などについて詳しく掘り下げています。

共通テスト利用をするべきなのか

「共通テストを利用するべきなのか?」という点については、受けたほうがよいという意見と、受ける必要はないという意見に分かれます。

共通テストを使用したほうがよいケースとしては、歯学部以外の学部を併願して受験するケースです。共通テストを受験することで、二次試験をしなくても合否の判定を受けることができます。複数の大学を受けたいが、試験のスケジュールが合わないという場合は、共通テストを受けるメリットがあります。

共通テストを受けることが勧められない理由としては、「共通テストの対策を取るために第一志望の受験対策をする時間が少なくなる」という点が挙げられます。

歯学部を希望していて共通テストを受ける場合、そのボーダーラインはかなり高いです。共通テストで高得点を確保するためには当然共通テストの対策を取らなければならず、その分第一志望の受験対策をする時間が削られてしまいます。「どうしても合格したい」大学がある場合には、共通テストがネックになる可能性があります。

高校生活でしておきたい共通テスト対策

歯学部受験を決断したのであれば、できるだけ早い時期から受験対策を行うことが望ましいです。高校生活でやっておくべき共通テストの対策としては、まず高1で学ぶ授業をしっかり吸収して、基礎学力をつけること。高1の授業は高2〜高3にかけて学ぶ内容の土台となりますので、しっかり学習してください。

高2からの共通テスト対策としては、英・数・理の3教科を重点において苦手な部分を克服することをおすすめします。国語が必須科目となっている共通テストであれば、国語の対策ももちろん必要です。しかし、まずは先に挙げた3科目をしっかりマスターした上で、国語の対策を少しずつ始めることが望ましいです。

高3からの受験対策は、2年で取り組んだ英数理の基礎固めをしつつ、国語の対策にも力を入れていくという方法です。秋以降は志望校の過去問に取り組む時期となりますので、3年の夏休み前までには、共通テストの対策が一通り完了している状態を目指しましょう。

おすすめの共通テスト前日の過ごし方

共通テストの前日は、特別変わったことに取り組むのではなく、これまでの総まとめといった形での復習を行いましょう。そのためにも、前日までの対策が重要です。生活においても、特別なことはせずに今まで通りに過ごします。深夜までテスト対策はせずに、しっかり体を温めて十分な睡眠を摂ってください。

共通テストの前日は緊張から落ち着いて過ごせない可能性があります。その状態で勉強をしてもあまり身に入らないかもしれません。であれば、翌日の準備を入念に行い、翌朝ゆとりをもって出かけられるようにしておきましょう。

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調査実施日:2023/10/11

北海道医療大学
歯学部
試験科目
スタンダードタイプ
[英語]
+
[数学Ⅰ・Ⅱ/A・B]
or
[化学基礎・化学][生物基礎・生物]
[物理基礎・物理]


※数学or化学・生物・物理は、両方とも受験した場合、高得点の方を合否判定に使用

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全学共通・高得点科目重視タイプ
[英語]
+
下記の中から1科目選択
[数学Ⅰ・A]
[化学基礎][生物基礎][物理基礎]

※受験した科目のうち、最高得点科目の点数を2倍して計算し、他の科目との総合点で合否を判定
面接
なし
日本歯科大学
新潟生命歯学部
試験科目
[コミュニケーション英語Ⅰ]
[コミュニケーション英語Ⅱ]
[英語表現Ⅰ]

+
[国語総合]
or
[数学Ⅰ・A]
+
[物理基礎・物理][化学基礎・化学]
[生物基礎・生物]
面接
あり
朝日大学
歯学部
試験科目
[コミュニケーション英語Ⅰ]
[コミュニケーション英語Ⅱ]
[英語表現Ⅰ]

+
[数学Ⅰ・A・Ⅱ]
or
下記の中から1科目選択
[物理・物理基礎][化学・化学基礎]
[生物・生物基礎]


※Ⅰ期で複数日程を受験した場合、2科目の合計点が最も高い得点の試験日を合否判定に採用
面接
あり