歯学部のアルバイト事情
歯学部に通学する学生は学業が忙しい、というイメージがあるかもしれません。確かに、歯学部は学ばなければならないこともたくさんあり、卒業とともに歯科医師免許を取得することを目的とするため、勉強に時間を割く時間は多くなるでしょう。とはいっても、歯学部生でもアルバイトができない、というわけではありません。
ここでは歯学部のアルバイト事情について詳しく紹介しています。
歯学部生でもアルバイトは可能?
歯学部生であっても、アルバイトをすることはできます。しかし、普通の大学生のようにアルバイトができるかというと、なかなか難しいでしょう。歯学部では学ぶことがとても多く、学業が忙しいです。学業との両立がうまくできる人であれば良いのですが、やはりなかなか難しいのが現実です。
平日は朝から夕方まで授業があり、普通の大学生のように自分で授業を組み、空き時間を作ってバイトをする、というような働き方はできません。アルバイトをするなら平日の授業が終わった夕方から夜、そして土日などに限られます。
歯学部生は学年が上がるほどバイトが難しくなる?
歯学部生で学業とアルバイトが両立できる人であっても、可能なのは低学年の間です。歯学部は6年間通いますが、4年~5年の間のCBTやOSCEなどが近づくと今まで以上の勉強量が求められます。また病院実習を行うことも増え、アルバイトをする時間が大幅に減ってしまいます。
歯学部生は学年が上がるほどにバイトが難しくなるのです。
歯学部におすすめのアルバイト
歯学部の学生におすすめのアルバイトは、いくつかあります。
まず1つ目は家庭教師です。大学受験までの内容であれば、受験経験を活かして働けるでしょう。時給が良いのが何よりもおすすめポイントで、普通のアルバイトの2.5倍ほどの収入が得られます。
次におすすめしたいのが、歯科助手です。歯科助手とは歯科医院で歯科医師の助手を務めるという仕事で、将来歯科医師を目指している歯学部生なら将来に活かすことができます。また実家が歯科医師という家庭も多く、その流れで実家の手伝いをするという学生も多いです。さらに先輩から大学近くにある歯科医院のアルバイト情報が回ってくるケースもあり、歯学部生ならではのアルバイトです。
他にも、家庭教師と少しかぶるところはありますが、塾講師もおすすめ。家庭教師同様に受験経験を活かすことができます。塾によって個別指導型もあれば講義型もあり様々ですが、個別指導型であればみんなの前に立って話をする必要はなく、家庭教師とほとんど行う内容は変わりません。
さらに、模試採点のアルバイトもあります。受験経験を活かせるところは家庭教師や塾講師と同様ですが、シフトに制限がなく曜日固定などではないため、入りたいときだけ入る、という働き方ができます。何かと忙しくしている歯学部生なので、シフト固定でない仕事は時間が有意義に使えるのがメリットです。