松本歯科大学
松本歯科大学の魅力的な特徴や、教育体制、環境・立地、偏差値や合格率などの難易度、入試科目、学費、所在地、アクセス情報、口コミなどを紹介。入学した後に「失敗した!」と後悔しない歯学部選びの参考にしてください。
松本歯科大学の口コミ・評判
学生同士やOBと
良い関係が築けます
周りに何もないところではあるが空気が綺麗で学生同士の距離が近いので比較的すごしやすいです。授業や先生方に関しても特に不満はありません。OBからのサポートもあり、繋がりもあるため将来につながると感じています。ただ学校自体がカリキュラムを見直してる途中なのかなという一面を感じました。
授業においても特に不満はありませんが人によっては説明不足に感じるところもあるかもしれません。でも基本的に質問をしに行けばいくらでも答えてくれるし時間を割いてくれます。授業の復習をしていれば十分だと思います。
少人数で教授との距離が近く、
じっくり学べる
同級生は他の大学と比べて少ないのでは無いでしょうか。ですが、そのぶんアットホームな環境で、友達もすぐできますし、また、人数が少ないので、教授との距離も近いと思います。ここがこの大学の良いところではないでしょうか。
大学一年生時は強制的に寮に住まされます。寮は建てられたばかりで新しくとても綺麗で、校舎の隣の場所にあります。最寄駅から距離があるので車は必要ですね。キャンパスのまわりはぶどう畑と住宅街で、閑静な場所で学ぶことができます。
勉強嫌いでも周囲の良い影響を
受けて変われます
松本歯科大学は、自分できちんと勉強出来ない人には良いと思います。毎週テストがあり、定期試験があり、進級試験があり、結果的に勉強をせざるを得ない環境です。勉強をする習慣さえ身に付ければ、他の大学にも負けないと思います。
私は勉強するのが嫌いでしたが、周りの友達に良い方向へ流されて勉強をするようになりました。低学年からキチンと勉強をしておけば、高学年での臨床系科目が断然理解できます。
講義やテストが多く大変ですが、同じ目標を持った仲間が周囲にいて、先生方も熱心に対応してくれるなど良い環境で学べると考えられます。少人数でアットホームな雰囲気が良いという意見も。大学周辺に店がなく、静かな場所というのも集中できる要因でしょう。
以下では、当サイトで調査したストレート合格率の高い歯学部を、偏差値・学費と共に紹介しています。受験の情報にお役立てください。
松本歯科大学の特徴
PDCAを活用した
効果的な教育システム
ビジネスで用いられるPDCAサイクルの基本構造を用いた教育システムを採用しています。
・P:シラバス(授業計画)、学生個人の学習計画・D:授業の聴講、ノート整理、復習・C:国家試験と同じ多肢選択方式の授業終了後のポストテストや、前週講義内容から出題するウィークリーテスト・A:オフィス・アワーは教員が学生からの質問を受け付ける時間。講義の追加解説や実習の個別指導、テストのフィードバックなどを行います。
これらを何度も回すことで学生が客観的な自己点検や評価ができ、学力向上につながるのです。
6年間で確実に修得する
独自カリキュラム
6年間で基礎から臨床まで段階的に学び、国家試験合格を目指す独自のカリキュラムを導入しています。1年次は歯科医学修得への準備期間とし、教養教育を中心としたもの。2年次になると人の生体や口腔形態など基礎知識を学ぶ専門科目が増えます。
3年次は臨床系の科目が増えるとともに、法医歯科学という異色科目も実施。4年次は共用試験を踏まえ、基礎と臨床総論復習に重点をおいた講義や実習を行います。5年次は臨床実習が始まり、現場で歯科医師としての姿勢や基本能力を身につけます。6年次は国家試験に向けた総合講義です。
歴史風情が残る町、
桜でにぎわうキャンパス
大学がある塩尻市は松本市に隣接する町です。かつて宿場町として栄えた町で、歴史的な建造物が残るなど歴史風情が漂います。23万平方メートルに及ぶ広大なキャンパスは、本館を中心に実習館、講義館などが機能的にレイアウト。キャンパスには約1,000本の桜があり、桜の名所として親しまれ、「観桜会」が開催されると地元市民で賑わいます。
カフェやレストラン、学生寮、図書館などさまざまな施設が揃っているので充実したキャンパスライフが過ごせるでしょう。
松本歯科大学の歯学部の紹介動画
大学独自の取り組み
独自のカリキュラムを採用している点が松本歯科大学の特徴のひとつです。それぞれの学年において特色あるカリキュラムが組まれていますが、例えば、3年次には「法医歯科学」の講義が行われます。この講義は身元確認作業について理解をし、技術の習得を行うもので、災害時に歯科医師として社会に貢献できる知識と技術を身につけられます。
また、第5学年からは、松本歯科大学病院において臨床実習が行われます。この臨床実習は、これまで「見学型」の臨床実習に時間が多く割り当てられてきたという面がありましたが、現在では「診療参加型」の実習を行っている点が特徴です。これは、指導医の下で可能な限り検査や診断診療を行うもの。歯科医師として必要な姿勢や臨床能力の基本を身に付けていくことを目的としています。
松本歯科大学のサポート
歯科医師国家試験対策として、学生が代表をつとめる「歯科医師国家試験対策委員会」が学習の方向を決める点が同大学の特色です。その内容によって、各科の先生たちが全面的にサポートを行っています。勉強を進める中ではデイリーテストを実施することによって日々の理解度の向上を確認し、不明な点を解消しながら実力のアップにつなげていきます。
また、6年生には専用の自習室が完備されていることも特徴。グループごとに学生同士で教え合い、国家試験の合格を目指していきます。
同大学では、卒業後のフォローアップも実施しています。例えば大学が主催する研修会や卒後研修セミナーも定期的に開催されているため、技術や知識を磨き続けることが可能。さらに、松本歯科大学校友会組織においても、全国にある支部で研修会や講演会などを開催しています。さらに、大学院歯学部独立研究家では、社会に出てからでも挑戦できる社会人特別選抜コースを用意しています。
松本歯科大学の受験情報の一例(2021年度のデータ)
- 定員:96名
- 志願者数:127名
- 合格者数:105名
- 合格倍率:1.2倍
- 合格最低点:不明
松本歯科大学の入試科目
外国語、小論文、面接、数学・理科から1科目(一般選抜 1・2期) 小論文、面接、数学・理科・外国語から1科目(一般選抜 3期)
松本歯科大学の学費
学費内訳
初年度:4,660,000円(入学金600,000円、授業料3,680,000円、諸会費380,000円)
6年間の総額
25,280,000円
奨学金など
特待生1種
「共通テスト利用選抜における成績上位者」を対象とした特待生制度です。募集人員は10名となっており、同大学が実施する共通テスト利用選抜での成績上位者から選考が行われるため、申し込み不要、選考試験はありません。
入学時は298万円、第2〜6学年は350万円を給付型奨学金として支給されるため、返済は不要です。
特待生2種
「共通テスト利用選抜における成績上位者」を対象とした特待生制度です。共通テスト利用選抜での成績上位者から選考が行われ、募集人員は20名となっています。申し込みは不要で選考試験はありません。
入学時は198万円、第2〜6学年は250万円を給付型奨学金として支給されるため、返済は不要です。
入学時特待生
「一般選抜において成績が優秀だったものを対象として、返済不要の給付型奨学金を支給する制度です。支給額は「298万円」、募集人は10名です。選考は同大学が実施する一般選抜の成績優秀者より選考されるため申し込みは不要で、選考試験はありません。
学業特待生
1〜5学年の各学年において、「学業成績及び人物が優れており、他の学生の模範となり得ると認められた者」に対し、翌年度返済不要の給付型奨学金350万円を支給するものです。各学年5名。
松本歯科大学歯学部奨学金
「経済的な理由により修学が著しく困難であると認められる者、学業・人物共に優れ健康であると認められる者」を対象として、「年間60万円」を上限として貸付を行う制度です。返還は卒業した年の10月から10年以内と定められています。また、連帯保証人(一親等の親族)及び保証人(別に生計を営む者)が必要です。審査期間は毎年6〜7月頃となっています。
卒業後の進路
2020年度歯学部卒業生のキャリア状況(卒業者65名)
- 就職者(研修歯科医):49名(大学院進学者5名を含む)
- 大学院進学者:5名
- 帰国(留学生):13名
- 国家試験準備:3名
松本歯科大学のキャンパス情報
所在地 | 長野県塩尻市広丘郷原1780 |
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アクセス | JR塩尻駅より車で5分(徒歩25分) |
電話番号 | 0263-52-3100 |
学部 | 歯学部 |
URL | https://www.mdu.ac.jp/ |